It’s fabric from thread

ASAHIGOUSEN

当社のものづくり

日々創意工夫
地味な努力を積み重ねる
新技術開発への挑戦

◆ 糸加工

合繊化繊の仮撚(かりより)加工
またはウーリー加工、複合加工、細い糸から太い糸まで(7d~420d)

(dは糸の太さの単位 糸長9000mで1gの糸は1d(デニール))

糸加工は3Tの掛け算で無限大∞

(3Tとは糸加工の条件 温度Temperature×撚りTwist×張力Tension )

国内・海外(欧米・アジア等)の合繊・化繊メーカーの原糸に仮撚加工をしています。
次の生地を作る工程(例えば織物工場や弊社の丸編ニット等)で使いやすい糸・または機能を加えた糸に加工します。
加工した糸はウールのようなふっくらとかさ高な糸になるので、ウーリー糸と呼ばれます。髪に例えるとパーマをかけていると思えばわかりやすいです。

糸の種類や原料メーカーの違う糸を合わせて長所を活かし短所を補う、複合加工もしています。国内と国内 国内と海外のコラボも。
今後は現在のメイン原料の石油系原料だけでなく植物由来・天然由来・生分解性・バイオ・リサイクル等今まで以上に環境対応・サステナビリティが求められています。

開発案件が目白押しです。

◆ ニット(丸編み)

丸編ニット生地、衣料用途・産業資材用途の開発・生産、生地も無限大∞

丸編ニットの機械では、1,800~4,500本ぐらいの針で糸を丸い筒状に編んでいきます。
今回はどんな生地を求めているのか?生地の組織を変え、何本の針の機械にするか?
シングル機・ダブル機どちらの機種を選択するのかで出来上がりは全て違ってきます。

どの糸で作れば求められている生地になるのかという、糸とのコラボレーション。
「あれ?こうすれば、求められる生地が出来あがると予想したんだけど」「じゃあ、もう少しこうしましょうか」
思うような出来上がりでは無かったなら、創意工夫が始まります。
生地は面白い。次の染色工程後の出来上がりも想定しながら。

弊社のサンプル室は創意工夫の宝箱。
これからも挑戦し続けます。

ASAHIGOUSEN

一般的な衣装品製造の流れ